April 10, 2009

望月/シテ:片山清司/宝生能楽堂

満月か藤原道長の話かと思ったら、「望月秋長」という侍への仇討ち物語だった。しかも、シテは仮面をつけない直面。昔は武士だったが、今は宿屋の主、という冴えない存在である。幽霊も精霊も出てこない、歌舞伎みたいな今まで見たことがない曲だった。

今回、観世流だが、これから1週間のうちに宝生流、喜多流という三つの違う流派で同じ曲の競演がある。演出もちょっと面白かったので、ものすごく楽しみ。衣装も違うだろうし。

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June 29, 2008

談志・談春親子会/歌舞伎座/2008/6/28

三時間考えましたが、歌舞伎座の三階席の階段を出口に向かっておりたときの気持ちを表現できることばがみつかりません。
これほどの大舞台で、これほど切ない親子会をすることになろうとは、立川談志の筋書きにはなかったかもしれないのです。

《演目》
慶安太平記  立川談春
やかん     立川談志
~中入り~
芝浜      立川談春

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April 17, 2008

仁左衛門の弁慶 四月大歌舞伎夜の部・勧進帳/歌舞伎座/2008/4/16

仁左衛門というと「富樫」のイメージがあって(浅黄の衣装がそれは似合う)、最初、弁慶は三津五郎(これも海老蔵襲名披露の代演の印象が強い)だと勘違いしていたのですが、よくみたら仁左衛門だったので驚きました。富樫は勘三郎、玉三郎の義経も珍しいので、ミーハーながらこれは見ねば!と二回目の幕見トライアル。夜の部全部みてもよかったのですけれど、「勧進帳」は、花道全部といわずとも七三が見えないとつまらないので、立見。
ええ、いい弁慶でした。理由は以下に。

《配役》
武蔵坊弁慶 片岡仁左衛門
富樫    中村勘三郎
源義経   坂東玉三郎

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March 14, 2008

立川志らく独演会/ブロッサム中央会館/2008/3/14

このブログは、どうしたものかなあと思っていて更新を控えていたのですが、これはどうしてもここできちんと残しておきたい気持ちになって、エントリーをいたします。
ここ一年ほど、あまり頻繁に落語会に足を運んでいるわけでもないので、偉そうなことはいえませんが、今日の独演会は少なくともこの一年に聴いたものの中では最高でした。志らく、復活です。


《演目》
○子別れ 上・中・下    志らく
~中入り~
○落語長屋

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December 22, 2007

にっかん飛切落語会スペシャル第三夜/イイノホール/2007/12/21

《演目》
○反対俥   立川笑志
○寛政力士伝  三遊亭円橘
○紙屑屋  三遊亭好楽
~中入り~
○浮世床  三遊亭小遊三
○漫談    松元ヒロ
○金玉医者、艶笑講談  立川談志
三本締

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リビング名人会立川談志独演会/読売ホール/2007/12/18

《演目》

○意地くらべ  談志
― 仲入り ―
○芝浜      談志


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October 02, 2007

十月大歌舞伎夜の部/歌舞伎座/2007/10/2

白塗りでない玉三郎をはじめて見ました。もちろん仁左衛門もです。
見るべきは三津五郎。

《演目》
円朝作 怪談 牡丹燈籠
奴道成寺

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September 14, 2007

志の輔らくご ひとり大劇場/国立劇場/2007/09/13

全日程同じ演目という良心的な企画だったので、千秋楽をとりました。
歌舞伎座、演舞場という例はあるわけですが、国立劇場での独演会については不勉強で知りません。チケット代もパルコよりは安いし、演目も、新作・古典いずれも十八番、掘り出し物(ケレン入り)の三席で、パック旅行のようなサービス内容でした。

《演目》
○バールのようなもの    志の輔
演奏
○八五郎出世せず      志の輔
~中入り~
○三遊亭円朝作・政談月の鏡   志の輔

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June 13, 2007

賽の目の半次は泣き上戸/立川談春独演会/イイノホール/2007/6/11

《演目》
○厩火事    談春
~中入り~
○らくだ     談春

「厩火事」は「替り目」と並んでもはや十八番といえると思います。
「らくだ」。わたしは談春の「らくだ」を聴く機会が今までありませんでした。「らくだ」はらくだ本人が死んでいるところから始まるので、らくだ本人を演じる場面はありません。しかし、らくだがどういうやつであるか、というのは結構重要なのだということが、今日きいていてよくわかりました。談春の「らくだ」はらくだ以後ではなくて、らくだの存在が不可欠なのでした。

らくだはいやなゴロツキです。乱暴で、人の弱みに付け込む。
どれだけ嫌われているやつなのか、という点はまず前半でかなりくわしく説明されました。そのことがあってのち、香典を出し惜しむ大家や月番に死んだらくだのかんかんのうを踊らせるという、さらに性質の悪い嫌がらせをして恐喝するまでが前半。恐喝するのは兄貴分の賽の目の半次、泣きながら請け負うのがくず屋の久さん。
前半の半次のアクの強さは、談志の迫力に談春の自前の活きのいい無頼が加わって、なかなかかっこいい。


後半、酒が入ってくず屋の人が変るところが見せ場ですが、ここで談春はかなり大胆な場面転換をします。通常は、くず屋の酒癖の悪さだけがクローズアップされますが、談春版は強面の半次が突如泣き上戸になり、ふたりの立場が完全に入れ替わってしまうのです。

この場面転換は、「付き馬」に似ています。馬でついてきた牛太郎のパートナーが、ずるがしこい客からはや桶屋にかわるところです。さらに「らくだ」の場合は、全く取り得のないらくだが、実は苦労人でかわいそうなヤツだったというふうな、泣き上戸による涙の解釈も始まるのです。

落合の焼き場までかなりの距離があるにもかかわらず、このふたりにかかった魔法がとけないのはやや不自然ですが、この「らくだ」の後半の展開は、前半と違って、どちらかというと志の輔に近い、現代的な東京落語になっていると思いました。こぶの下げはあまり面白くないけれど、久々に聴いた談春は引き出しを増やしていて、新しい展望が感じられたのです。(texted by brary)


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April 27, 2007

立川談志独演会/読売ホール/2007/4/24

<演目>
○青龍刀権次
~中入り~
○粗忽長屋

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