APPLESEED アップルシード/荒牧伸志/サイボーグは父になれるのか?
アップルシードの試写会を見てきました。おもしろかったー&泣けました。原作:『攻殻機動隊』であまりにも有名な士郎正宗、監督:『バブルガムクライシス』というか『ガサラキ』のメカニックデザイン荒牧伸志、プロデユース:『ピンポン』の曽利文彦、でクローン人間、サイボーグ、パワードスーツ、ロボットが入り乱れ、主人公の恋人は戦場から帰ってきたら『鋼の錬金術師』のアルみたいなサイボーグになっていた、と聞けばこれは見るっきゃないでしょう。実際、今年は『イノセンス』『アップルシード』『スチームボーイ』『ハウル』の4大ジャパニメーションがうまく時期をずらしながら公開されるすごい年ですが(実写版『デビルマン』『キューティハニー』『キャシャーン』も控えています)、この4作バトルでは私の中でたぶん一番です。3D+二次元のCGのすごさばかり話題になってる『アップルシード』ですが、あのスクウェアが社運を賭けた(そしてエニックスと合併してしまった)フルCG映画『FF』には見出せなかった「感動」があります。
最初はいきなりずっとバトルシーンでプレステやってるみたいですが、そして「生身の人間でロボ五体に囲まれてなんで生き残れるんだ」と思ったりしますが、後ほど「なぜ彼女が戦闘マシーンのような人間になるべく育てられたのか」という理由がわかったりして、泣けます。そうです、中盤は思わず泣けてしまうシーン続出です。そしてラストは再びクライマックスバトルと思いもしなかった巨大メカ&お約束の崩壊へのカウントダウンでドキドキさせます。うまいっす。
3DCGと「セル風なんだけどシェードがかかってる髪の毛の束」というへんちくりんな組合せに最初は違和感ちょっとありますが、だんだんどうでもよくなってきます。そのうち彼女以外ほとんど出てこない「ヒト」である主人公デユナン・ナッツが妙にヒトっぽく思えてきます。アップルシード・マジック。
覇権都市オリュンポスの頭脳である「長老」たちは妙に『AKIRA』の超能力者たちに似ています。そしてデユナン・ナッツがオリュンポスの街にダイブしていくシーンは『攻殻機動隊』の素子まんまです。ま、メイトリックスもそうですから。
しかしフライヤーのコピーには「戦いが終わったら、母になりたい」とありますが、サイボーグ(というか見た目ロボット)になってしまったブリアレオスには生殖能力はあるのでしょうか? それともクローン技術の進化形でデュナンとのこどもをつくってしまうのでしょうか???
ロンドンのスニークプレビューではブラーのデーモン・アルバーンも来てたそうです。うきゃー
そう、APPLESEEDの参加アーティストたちもものすごいメンバーです。MatrixのPaul Oakenfold, Basement Jaxx、日本からはBoom Boom Satellites、サントラも買い!音楽と映像のシンクロ具合もものすごく気持ちいい傑作です。(li)
*アップルシード...


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